げんてんかいき

趣味は「聖書通読」ですが、何か?

【バベルの塔物語】なぜ神は人間の言葉を混乱させたのか?

f:id:tkoki777:20190913080414p:plain

聖書通読箇所

創世記11~12

11)バベルの塔物語、セムの系図、テラの系図(アブラハム〔アブラム〕の登場)

12)アブラハム(アブラム)の召命。アブラハムの保身のための嘘。

 注目聖句

さあ、降りて行って、そこで彼らのことばを混乱させ、互いのことばが通じないようにしよう(創世記11章7節)

考察

聖書中「バベルの塔物語」に割かれるのはほんの半ページ。

しかし、とてもインパクトの強い物語で、よく知られているし、多くの芸術家の創作意欲を掻き立てて来た。

なぜ、創造主が人類の言葉を混乱させて「バベルの塔」の建設を阻止したのか。

その理由は物語の中では明示されていない。

おそらく、バベルの塔建設の動機に問題があったと考えられる。

さあ、われわれは自分たちのために、町と、頂きが天に届く塔を建てて、名をあげよう。われわれが地の全面に散らされるといけないから(創世記11章4節)

「地の全面に散らされたくない」。

それがバベルの塔建設の動機であった。

しかし、これは「生めよ。増えよ。地に満ちよ。」(創世記1:28)との神の命令、すなわち「地の全面に散らばって行きなさい」との創造主の命令に真っ向から反対するものであった。

ゆえに神は実力行使でご自身の人類に対するみこころを実現された。

これがバベルの塔物語の真実ではないだろうか?

所感

「主によって語られたことは必ず実現する」(ルカ1:45)というのが私たちクリスチャンの信仰である。

その実現のために神は人間を用いられるが、ある時はその人の従順をもって、ある時はその人の不従順を用いられる。

願わくば、私自身は従順をもって神のみこころを成し遂げられるものとなりたい。

そのためにも、自分の思いに固執するのではなく、常に柔軟な思いを持って、神のみこころに対応することができるよう備えておきたい。